2012年10月28日日曜日

聖職の碑

言わずと知れた駒ヶ岳登山遭難事件だ。
大正2年中箕輪尋常高等小学校の生徒たちが37名駒ヶ岳登山を実施、11名の命が奪われた出来事。我々は映画で見た記憶があるが、彼らが駒ヶ岳に向け登りだした登山口が小黒川渓谷にある。南信から見れば伊那前岳の北側になるが、通常考える駒ヶ根菅の台からのルートではなく北側からのルートだ。箕輪町の郷土博物館で特別展として昨日から開かれている。妻と興味を引くものの一致する点だ。
個人的感覚ではその内容にも、その出来事にももう少し突っ込んで解説をと言う気がしないでもないが、この出来事を風化させてはいけなく感じる。
我々は大沢岳に登山を行ったが、登ったのは我々。だが多くの保護者や営林署の方の協力があって自己無くこうやって存在していることが30年近く経って分かるような気がする。
いずれにしてもきわめて日本人的な精神思考というか、退く勇気の大切さというか、何らかの教訓を後世に生きる我々に教えている気がする。

2012年10月14日日曜日

紅葉中休み

北信ではそろそろ里に下りてきている紅葉も、ここ南信ではまだまだ標高の高いところで留まっている。今日は南アルプスの稜線をおさえようと昨日から山行きを考えていたが、昨日と異なり朝日もまだらなはっきりしない天気だった。季節代わりを迎え中央・南アルプスの稜線が雲に覆われる事はなくなったが霞んだ光景が多くなってきた。これを過ぎると冬。空気が澄んでくっきり青空と稜線=スカイラインがはっきりするがその分冷え込みが厳しくなる。
その前に一年中で一番華やぐ紅葉を走らなければ、天気に左右されるが来週は北信から南へ紅葉を追いかける予定。未開の地へチャレンジの予定だ。

2012年10月7日日曜日

白駒にて

どこの出かける場所でもそうだが、カメラを構える、特に三脚を立てて立派なカメラで写真を撮る人たちのマナーは悪い。お金を払って入場している人たちには大変気の毒な事に邪魔者扱いされる。どれだけ自分の三脚が人の迷惑になっているのかはさておいて、自分の画像の中に他人が入ると罵声を浴びせる始末だ。特に、高齢化が進み歩行の困難な人たちにとって、通路を専用する三脚の邪魔さ加減が分かっていない。ひたすらカメラをセットして時を待つのも私は悪い事ではないと思うが、だからといって他人へ迷惑かける事が許されるわけでもはなく、共存できる余裕を持っていただきたいものだ。おじいさんがおばあさんの手を取って紅葉を見ているほのぼのとした情景の中、迷惑顔でそれを見ている人たちは自分のこれから通るであろう道が見えていないのだろう。誠に残念な状況だが、現実に行く場所それぞれでその光景に出会すの紛れもない事実だ。紅葉シーズンを迎え、妻と同じ時を過ごす私にとっては、そして写真も撮る私にとっては誠に悲しい現実だ。